🔍【環境認識】日足・4時間足はどうだったのか?
朝の段階では、日足はまだ147.800〜148.000付近にサポートが残っており、完全な下落トレンドではなく「押し目を作ってもおかしくない局面」でした。
4時間足でも直前の陰線が伸びきったあと、いったんの調整を想定しており、「短期的な反発」が視野に入っていたため、まずはロング狙いでのスタートを選択しました。
🎯【エントリー①】朝のロングで軽く利確
15分足を確認すると、東京時間に入ってから短期EMAを上抜けてきたタイミングでローソク足が陽線に転じたため、1ロットでロングエントリー。
エントリー根拠:
- 15分足での下ヒゲ連続出現
- EMAの角度が一時的にフラット
- RSIが売られすぎから反発
狙い通りに小幅上昇。
+3.5pips前後で利確。
「伸びるかもしれない」という気持ちはあったが、それよりも“早めに取る”を意識し、冷静に利確して勝ちを確保できたのが大きかった。
📉【エントリー②】本命はショート。トレンド転換を見逃さず
ロングを終えたあとは、相場の動きに異変を感じた。
午前中の高値更新に失敗し、再び下を試す動きが強くなった。
15分足では、再び陰線が連続し、短期・中期EMAを下抜け。
さらに、下降トレンドラインを引いたところ、きれいにそのラインでローソク足が抑えられているのが確認できた。
ここで、明確に“売りの流れ”へと切り替える判断。
🚨【ショート連打】ラインを根拠に分割エントリー
15時以降、下降チャネルが明確になり、
チャートの中で白いトレンドラインと平行チャネルが形成されていた。
この下降チャネルの上限付近でショートを複数回エントリー(分割)。
損切りは上のチャネル上限に設定し、リスクリワードは1:2を意識。
実際に147.600を明確に割ってからは、勢いがつき、一気に147.300台まで下落。
そこから数回ショートを重ね、
最終的に下値は147.123まで意識できたため、
リスクリワードが非常に良い取引となった。
✅【結果と気づき】
- ロング1回 → 微益撤退でメンタル安定
- ショート複数回 → トレンドに乗った形で大きめの利益
今回の勝因は、
「相場環境に応じて“考えを切り替える勇気”を持てたこと」
そして
「日足と4時間足の“下への圧力”を背景にしながら、15分足でシナリオを柔軟に描けたこと」
だと振り返っています。
🧠【まとめ】自分のルールを守った結果が、今日の利益
本日は、小さなロングと、大きなショートという構成でしたが、
どちらも「相場の流れに乗る」という原則を守れたのが収穫でした。
特に、ショートはチャネルラインとリスクリワード管理が絶妙にハマった1日。
これからも、
「1発狙い」ではなく「流れを読んで積み上げる」
このトレードスタイルを徹底していきたいと思います。
📊現在の口座残高:497,406円(+24,040円)
地道でも、着実に。
“勝てる1日”を、しっかりと積み上げました。
第1章|静かなる開戦:473,366円からの再スタート
午前8時50分。
相場はまだ目を覚ましたばかりのように、ゆったりとした波を描いていた。
僕の口座残高は473,366円。前回の失敗を反省し、今日は絶対に焦らないと誓っていた。
【本日の相場。15分足】

「今日はスキャルピングに徹する。欲張るな、ルールを守れ」
この言葉を、自分に何度も言い聞かせた。
トレードスタイルは決まっている。
小さな値幅で、確実に抜く。それを繰り返す。
──そう、スキャルピングだ。
これまで「一発で大きく稼ぎたい」と何度も思ってきた。でもそれは、ギャンブルに近い。そしてその誘惑は、僕を何度も破滅へと導いてきた。
“コツコツ型の積み上げ”が、今の僕には必要だった。
第2章|最初の一手──冷静さが生んだ500円の光
9時03分。
ドル円がEMA20を下支えにしてゆるやかに上昇していた。
チャートの右側にできた陽線、そしてMACDのクロス。
「いける」──そう感じた。
1ロットでロングエントリー。
2分後、+3.2pipsで利確。約500円の利益。
たった500円。それでも、この1勝が僕の心を大きく落ち着かせた。
**「焦らなければ勝てる」**という確信が芽生えたのだ。
第3章|積み重ねるということ
その後も慎重にチャートを監視し、エントリータイミングだけを探した。
ノイズには手を出さない。値動きに踊らされない。
10時台に4回エントリーし、すべて2~3pipsで利確。
1,200円、850円、980円、1,100円。
「たったそれだけ?」
「もっと粘れば倍取れたのに」
──そんな声が頭の中で響く。
だが、それこそが過去の僕の“負けパターン”だった。
「粘らない。確実に抜けるところだけ抜く」
そう決めてから、利益は少しずつだが確実に積み上がっていく。
午前中だけで、残高は約477,500円に達していた。
第4章|罠──順調すぎる時に忍び寄る“油断”
昼下がり。
ちょっとした油断が命取りになる。
13時15分。上昇トレンドの中にあったドル円が急に陰線をつけた。
「押し目か?いや、これは反転か?」
迷った。だが、時間足を見れば一目瞭然。
まだ上昇トレンドは崩れていない。
「よし、ロングだ」
勢いで2ロットエントリー。だが、直後にドスンと落ちた。
含み損が−3,000円を超えた瞬間、過去の恐怖が蘇る。
「逃げろ──いまならまだ間に合う」
1ロットだけ損切り。残りは握って反発を待つ。
緊張の3分後、ようやく陽線が戻る。なんとかプラマイゼロで脱出できた。
冷や汗が止まらなかった。
第5章|リズムを取り戻せ──反省と立て直し
自分を落ち着かせるため、コーヒーを淹れて深呼吸。
負けなかったとはいえ、ルールから少し逸れてしまった。
「ルールを破って勝っても、それは“負け”だ」
午後14時過ぎ。新たな気持ちでチャートに戻る。
今度は慎重に、じっくりと4時間足まで遡って確認。
しっかり押し目を作った後、ローソク足が反発を始めた。
「これは鉄板だ」
2ロットでロング。+4.8pips。
一撃で1,000円を超える利確。
その瞬間、自信が戻ってきた。
第6章|地味に、確実に、そして美しく
夕方までにあと3回トレードを行った。
いずれも+2pips〜+3.5pips。損切りはなし。
本日のトレード回数:13回
勝率:100%(1回は撤退)
合計利益:+24,040円
17時32分、MetaTrader4の残高表示が497,406円になった瞬間、深く息を吐いた。
「今日は、もう十分だ。やりきった」
第7章|勝利の先にある“冷静という武器”
今回のスキャルピング戦で得たものは、ただの2万4千円じゃない。
それは“冷静さ”という武器の証明だった。
感情を抑え、戦略を守り、結果を出す。
その難しさを、何度も何度も痛感してきた。
だけど、ようやく今日、それが「できた」と言える。
そして、忘れてはいけないのは──
「これは、たまたまうまくいった1日かもしれない」
「相場が荒れたら、このやり方は通用しないかもしれない」
だから、慢心はしない。
でも、自信は持っていい。
エピローグ|497,406円の意味
この数字はただの残高ではない。
僕が“過ちを繰り返さずに前進できた”ことの証明だった。
大きなロットでギャンブル的に稼ぐトレードではない。
淡々と、でも確実に、地に足をつけて進んだ1日。
小さな利益の積み上げが、やがて大きな山となる。
今日の+24,040円が、それを教えてくれた。
「スキャルピングは、退屈かもしれない。でも、その退屈こそが未来をつくる。」
明日も、また一歩ずつ積み重ねていこう。
この497,406円を、500,000円に。そして、600,000円、1,000,000円へ──。
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